お腹に赤ちゃんがいる時にタイ出向の辞令
どうも まめたろ です。
私は20代後半をタイに出向しています。
もともと、出向自体は「いつでも来い」状態で、全く抵抗はありませんでしたがタイミングが非常に悪く、二人目の子供がお腹にいる中での出向となってしまいました。
嫁さんには本当に大変な思いをさせてしまったし、快く送り出してくれて感謝してます。
出向した後、4ヶ月後に無事子供が産まれ、私もタイから緊急帰国して子供に会いに行きました。
めちゃ忙しかったので、2,3日しか日本におれず、すぐタイに戻りましたけど。
仕事上はものすごくやりがいがありますが、辛いのは子供と会えない事。
4年間を通して、良かったこと、辛かった事をまとめます。
出向して良かった事
視野が広くなる
現地では、部署の責任者という形になります。日本でいうところの部長みたいな感じ。
日本では平社員だったのが、いきなりの責任者ポジション。
もうね 最初めちゃくちゃ大変でした。寝てるとき仕事の夢を毎日のように見たのは後にも先にもこの時だけで、寝ぼけて夜中に同僚に「〇〇の件、大丈夫かな」て電話をしたらしいです。
この時の悩みに比べたら、日本に帰ってきて抱えるような悩みはたかがしれてます。
日本であれば、上司に相談して指示を仰いだりできますが、タイでは解決するには基本的には自分がなんとかするしかなかったので。
交友関係ができる
日本人以外の方との交流もたくさんあり、今でもLINEなどでやり取りしています。
仕事上トラブルがあり、言いたくない事を言わないといけない事もあります。けれども皆さんちゃんと話を聞いてくれますし、仕事以外の所では一緒にご飯食べたり、ゴルフしたり。
4年間もいると、仕事での修羅場のようなものを何度か経験します。殴り合いになりそうなぐらいの言い争いになることもありましたが、そういう経験も積めたので多少の事では動じないメンタルの強さもついたように思います。
この時できた人間関係は非常に貴重で、日本に帰ってきた今でも困った時に相談に乗ってもらったりしています。
出向中つらかった事
仕事というよりもプライベートの方が辛かった。平日はいいとしても休みの日は子供と会いたくなる。
毎週日曜日は、Skypeをつないで1~2時間話するのが楽しみでした。
日本に帰れるのは基本年に2回
- 年末からお正月にかけての約1週間
- タイの正月 ソンクラン休暇(4月)の約1週
12月と4月にそれぞれ1週間を日本で過ごせます。
つらいのが、ソンクランが終わって、12月までの8か月間は帰れない。めっちゃ長いんですよ。
日本からタイに戻る時
これがめちゃくちゃ辛い。子供が泣いてくれるんですよ。
タイに戻るときに、嫁さんに最寄り駅まで車で送ってもらいます。長女が幼稚園くらいだったのですが車の中でずっと泣いています。
子供を抱っこしながら、慰めるんですがもうこっちまで泣けてきます。
これはめっちゃ辛いですよ。ほんとに。
出向は確実にプラスです
トータル的に見て、出向経験は確実にプラスになります。
公私ともに貴重な人生経験が積める。
私は日本に残した家族には辛い思いをさせてしまいましたが、もし家族帯同でいけるなら一緒にいって過ごせば家族としても貴重な経験が詰めます。
バンコクなんかに住めば、下手したら日本より快適です。(いろいろ高いですけど)
知り合いで家族帯同でこられた方がおられましたが、奥さんは昼間はいろんなスクールに通ってエンジョイされてました。